当産婦人科では、平成17年7月1日より体外受精を行っております。院長は平成11年より広島大学産婦人科において体外受精を開始し、平成17年3月まで担当しておりました。平成13年からは胚盤胞移植、超急速ガラス化法(vitrification)による凍結を開始し、高い成功率を維持することが出来るようになりました。現在は多胎妊娠の減少を目指し、患者様によっては選択的単一移植を行っています。

平成17年11月29日から広島市不妊治療費助成事業指定医療機関(体外受精)に認定され、体外受精助成金(広島市)を受けることが可能になりました。広島市以外に在住の方はそれ以前も受けることができます。


体外受精の治療開始までに必要な書類

  • 同意書
  • 戸籍謄本(夫婦であることがわかるように)

体外受精の治療開始までに必要な検査

  • 血液検査 (感染症:HB, HCV, HIV, 梅毒) (自費)
  • 精液検査 (1,500円)

【体外受精・胚移植の費用一覧】

(令和元年11月からの概算)
誘発周期の体外受精
採卵 25万円 (2回目以降21万円)
新鮮胚移植 15万円 (2回目以降 11万円)
顕微授精 10万円 (10個まで。それ以上1卵子につき1.5万円)
胚盤胞培養 5万円
透明帯除去法 3万円

低刺激周期の体外受精
採卵 20万円 (2回目以降16万円)
新鮮胚移植 15万円 (2回目以降 11万円)
顕微授精 10万円 (10個まで。それ以上1卵子につき1万円)
胚盤胞培養 5万円
透明帯除去法 3万円

自然周期の体外受精
採卵 15万円 (2回目以降10万円)
新鮮胚移植 10万円 (2回目以降 7万円)
顕微授精 5万円
胚盤胞培養 5万円
透明帯除去法 3万円

凍結・融解料金
凍結(胚) 6万円(5個まで)(凍結から半年間の保管料を含む)
6個以上は1個につき1万5千円
凍結(精子) 2万円
融解(精子) 1万円
凍結(卵子) 10万円
融解(卵子) 10万円

融解胚移植
移植 15万円 (2回目以降 12万円)
※2個以上の融解を希望される場合は+3万円
SEET法 +3万円
2段階胚移植 +3万円
透明帯除去法 3万円

凍結延長料金
5万円/年
精子 3万円/年
卵子 8万円/年

TESE
処理費用 7万円

※ 費用は採卵、移植当日にお支払い下さい

その他モニター、諸検査、薬剤、注射は自費となり、上記以外に8~10万円必要となります(薬剤や検査の追加、省略などにより増減することがあります)

※治療開始前に感染症等の基本検査を実施致します。初回検査費用:夫婦3~4万円程度

一般不妊治療

人工授精約2万3千円
精液検査約1500円
感染症検査約1万円
子宮卵管造影約5000円